
同じAIチャットで複数のお客様を扱うと、情報が混ざることも
生成AIでメールの返信文を作ると、短時間で丁寧な文章を作成できます。
一方で、同じチャットの中で複数のお客様の相談を続けてしまうと、前の会話内容を踏まえて回答が作られ、別のお客様の事情が返信文に混ざることがあります。
たとえば、水漏れの相談への返信文に、前に相談した別の入居者の「家賃を滞納している」という情報が入ってしまうケースです。
いざな丑生成AIが勝手に情報を外部へ公開したわけではありません。同じチャットで複数の案件を扱ったことと、担当者が内容を確認せずに送ろうとしたことが原因です。
防ぐための3つのポイント
- 氏名、住所、電話番号などの個人情報は入力しない
- お客様や案件ごとに新しいチャットを作成する
- 生成された文章は、送信前に必ず人が確認する
生成AIは便利なツールですが、使い方や社内ルールが曖昧なままでは、思わぬミスにつながる可能性があります。
まとめ
生成AIのルール作りや研修では、
「ツールは会社で契約しているもの以外使わない」
「個人情報はアップロード・入力しない」
「送信前に必ず内容を確認する」
といった基本ルールを伝える企業も増えています。



さらに、「お客様や案件ごとにチャットを必ず分ける」など、実際の業務に合わせた細かいルールまで設定できると、より安全で実践的な生成AI活用につながります。
生成AIの導入、社内ルールの策定、生成AIセミナーについても、お気軽にご相談ください。


記事の企画・監修
DXコンサルタント 蓼沼 康之(たでぬま やすゆき)
株式会社いざなう 代表取締役社長
<経歴>
不動産デベロッパーにて、DX推進部門の立ち上げと業務改革に従事。その後、不動産テック企業の経営陣として、大手不動産会社や地方銀行を担当し、不動産情報や不動産ビッグデータの有効活用支援、DX推進コンサルティングを手がける。
営業DXの観点から、見積もり、発注、不動産データの納品までを自動化するDXサービスを企画・ローンチするなど、事業開発にも携わる。
生成AIの活用支援や導入コンサルティングの実績も豊富で、大手不動産会社から中小企業まで、企業規模を問わず幅広く支援している。業務効率化や営業支援、社内活用の定着まで、各社の課題に応じた実践的な導入をサポートしている。








