reCAPTCHA v3 のWordPressへの設定方法
2023年7月15日執筆
2023年7月21日追記
運営するウェブサイトやホームページをボットによるスパムや攻撃から守り、セキュリティ対策の一つのreCAPTCHA(リキャプチャ)。reCAPTCHA v3のWordPress(ワードプレス)での設定方法をご紹介させて頂きます。
本ブログでは、Contact Form 7(コンタクトフォーム7)での設定方法をご案内させて頂いております。
※7月21日に追記でContact Form 7を利用していない方サイト向けの設定方法も追記致しました。▶こちら
reCAPTCHAの設定方法
①reCAPTCHAのキーを取得
▶https://www.google.com/recaptcha/about/
上記URLにアクセスして、画像の赤丸部分の v3 Admin Console をクリックします。
※Googleアカウント(無料のGmailのアカウントか、有料版ならGoogleWorkspaceのアカウント)にログインしているブラウザで行う必要があるので、Googleアカウント未ログインだとログインを求められます。
ラベルは、ご自身が識別するための名前なので、何でも大丈夫です。コーポレートサイト、採用サイト など御自身がどのサイトに設定したreCAPTCHAなのかわかればOKです。
reCAPTCHAタイプはデフォルトでチェックの入っているスコアベース(v3)のままで大丈夫です。
ドメインのところにURLを入れて下さい。https://example.com/という入れ方ではなくドメインのみ example.com を入れて下さい。
最後に送信ボタンを押して下さい。
赤丸のサイトキーとシークレットキーをコピーして、メモ帳などに貼り付けておいて下さい。
もしくはこの画面を閉じずに開きっぱなしにしておいて、次のWordPressの設定画面のときにコピーして頂いてもOKです。
reCAPTCHA(リキャプチャ)のキーの取得はここまでで完了となりますので、次のreCAPTCHAをWordPressに設定するプロセスへ移行します。
設定方法は②パターン(②-1か②-2)あるので、どちらかをサイトの状況やお好みに合わせてご選択下さい。
②-1 取得したreCAPTCHAキーをWordPressに設定する(Contact Form 7)
WordPress(ワードプレス)の管理画面にログインします。
ログイン後、Contact Form 7(コンタクトフォーム7)の設定画面を開きます。
左側のメニューの お問い合わせ→インテグレーションを選択して下さい。
インテグレーションの中から、reCAPTCHAをさがして下さい。みつけられたら、インテグレーションのセットアップをクリックして下さい。
②-2 取得したreCAPTCHAキーをWordPressに設定する(Contact Form 7をしようしないサイトの場合)
2023年7月23日追記
こちらのプラグインを追加して下さい。 プラグイン→新規追加から Advanced Google reCAPTCHA を貼り付けて検索すると出てきます。インストールした後有効化して下さい。
左側のメニューから Advanced Google reCAPTCHA を選び、サイトキー・シークレットキーを入力します。
こちらのプラグインからの設定だと、ログインformsやパスワードリセットフォームにも適用でいるので、管理画面へのスパムによる不正アクセスからも守ることが出来そうです。
設定するとログイン画面の右下にもreCAPTCHAが、ロボットによる管理画面への不正アクセスを防いでくれるのでセキュリティが高まりますね。
③設定したreCAPTCHAを確認する
右下に、reCAPTCHAのロゴが表示されていれば設定完了です。
このマークがサイトのデザインやCTA上邪魔な場合は、消す(見えなくするプラグインもあります)
セットアップが完了することで(以下reCAPTCHA原文まま抜粋)
reCAPTCHAスパム対策
reCAPTCHA はスパムやその他の自動化された嫌がらせからあなたを守ります。Contact Form 7 の reCAPTCHA インテグレーションモジュールを使えば、スパムボットによる不正なフォーム送信を遮断できます。
設定後、reCAPTCHAの管理画面(キー取得時と同じボタン)↓からスパムロボットなどからの不審なリクエストを閲覧することができます。
reCAPTCHAとは
reCAPTCHAそのものの説明は下記ブログにて解説させて頂いております。
設定が出来ません・・・ここで躓きました・・・という方は
reCAPTCHAの設定サポートサービスを弊社では行っておりますので、下記フォームよりお問い合わせ頂ければ、お見積りの上設定の代行が可能です。
記事の執筆者
ウェブコンサルタント・上級ウェブ解析士
蓼沼康之
2004年独学でウェブサイト制作を学び、勤務先の総合不動産会社にコーポレートサイト、採用サイト、オーナー専用サイトを構築。SEO対策に取り組み宅建主任者 求人のキーワードで上位表示に成功させ自社サイトで多くの宅建主任者の採用に成功。
2000年代プッシュ型営業が殆どであった投資用ワンルームマンション業界で、ウェブマーケティングを活用して反響で販売に成功する。
2012年飛衛門ゴルフボールの新規事業責任者として、SNSマーケティング・WEBマーケティングを活用してECでのシェア獲得を皮切りに3年で大手量販店、全国のゴルフ場やゴルフショップに導入に成功し、メジャーなゴルフボールブランドに押し上げる。
不動産テック系ITコンサルティング企業を経て、ITに強い戦略コンサルティングファームASX株式会社を設立 代表取締役に就任