reCAPTCHAとは
2023年7月14日執筆
reCAPTCHA(リキャプチャ)とは、Googleが提供しているスパムボット対策ツールです。reCAPTCHA v2までは、ユーザーがボットではないことを確認するために、画像に表示された文字を入力したり、簡単な問題を解いたりさせていましたが、reCAPTCHA v3からは、ユーザーの行動を分析して、ボットかどうかを判断します。そのため、ユーザーにとって手間がかかりません。
設定することで、運営されるホームページやウェブサイトのセキュリティ対策強化の一環になります。
以下原文ままreCAPTCHA設定画面より抜粋
reCAPTCHAスパム対策
reCAPTCHA はスパムやその他の自動化された嫌がらせからあなたを守ります。Contact Form 7 の reCAPTCHA インテグレーションモジュールを使えば、スパムボットによる不正なフォーム送信を遮断できます。
reCAPTCHAがなぜ必要なのか
reCAPTCHAは、ボットによるスパムや攻撃を防ぐために必要です。ボットは、人間が行うことができるほとんどの操作を自動化することができます。そのため、Webサイトにアクセスしてフォームに入力したり、コメントを投稿したりすることができます。reCAPTCHAは、これらのボットを人間から区別し、ボットのアクセスを制限します。
reCAPTCHAのデメリット
reCAPTCHAにはいくつかのデメリットがあります。まず、ユーザーにとって手間がかかります。ユーザーは、画像に表示された文字を入力したり、簡単な問題を解いたりする必要があります。この手間によって、ユーザーの離脱率が高くなる可能性があります。(v3以降はこの問題は解消)
また、reCAPTCHAは、すべてのボットを防ぐことはできません。一部のボットは、reCAPTCHAを解読する技術を開発しています。
reCAPTCHA V3ならデメリットも解決
reCAPTCHA v3であれば、reCAPTCHA v2のデメリットを解決することができます。reCAPTCHA v3では、ユーザーに対してCAPTCHAを表示する必要がありません。代わりに、ユーザーの行動を分析して、ボットかどうかを判断します。そのため、ユーザーにとって手間がかかりません。また、reCAPTCHA v3は、すべてのボットを防ぐことができます。reCAPTCHA v2では、一部のボットはCAPTCHAを解読することができました。しかし、reCAPTCHA v3では、ボットによるCAPTCHAの解読を困難にするため、すべてのボットを防ぐことができます。
reCAPTCHA v3は、まだ開発中ですが、今後はreCAPTCHA v2を完全に置き換える可能性があります。
それでもreCAPTCHAを設定したほうがいい理由
reCAPTCHAにはデメリットがありますが、それでもWebサイトを守るために設定する価値があります。reCAPTCHAは、ボットによるスパムや攻撃を防ぐことができるため、Webサイトの信頼性を高めることができます。また、reCAPTCHAは、ボットによるトラフィックを減らすことができるため、Webサイトのパフォーマンスを向上させることができます。
reCAPTCHA v3 と v2 の違いは
reCAPTCHA v3 と v2 の主な違いは、ユーザーが reCAPTCHA に回答する必要がない点です。reCAPTCHA v3 では、ユーザーの行動を分析して、ボットかどうかを判断します。そのため、ユーザーにとって手間がかかりません。また、reCAPTCHA v3 は、すべてのボットを防ぐことができます。reCAPTCHA v2 では、一部のボットは CAPTCHA を解読することができました。しかし、reCAPTCHA v3 では、ボットによる CAPTCHA の解読を困難にするため、すべてのボットを防ぐことができます。
reCAPTCHA v3 は、まだ開発中ですが、今後は reCAPTCHA v2 を完全に置き換える可能性があります。
項目 | reCAPTCHA v3 | reCAPTCHA v2 |
---|---|---|
ユーザーに回答させるか | させない | させる |
ボットを防ぐための精度 | 高い | 低い |
ユーザーにとっての利便性 | 高い | 低い |
開発状況 | 開発中 | 完成済み |
リキャプチャv3の設定方法
reCAPTCHAは、ボット対策ツールです。ユーザーがボットではないことを確認するために、画像に表示された文字を入力したり、簡単な問題を解いたりさせるという仕組みです。reCAPTCHA v3はそれらの問題はありませんが、まだ開発中のため完全なものではありません。reCAPTCHAにはそれらのデメリットがありますが、それでもWebサイトを守るために設定する価値があります。